ミニ書評 「頭で考える前に『やってみた』人が、うまくいく」(サチン・チョードリー著)

このサチン・チョードリー氏については以前からフォレスト出版が推していた人ですが、一昨日、アトレ恵比寿の有隣堂ではビジネス書第2位あたりにランキングされていました。

「うまくいく」には、タイトル中の「やってみた」というのが一番のポイントのようです。

本文中、221ページからの「行動」と「戦略」を同時進行する、という章に「ビジネスで大成功するのは、世界のわずか数パーセントだが、そもそも90パーセントの人間はトライすらしない。成功しようとトライしているのは10パーセントくらいのものだ」という、ある印僑(インド国外に住んで活躍しているインド人)の大富豪の言葉が紹介されています。

この書籍と同様のメッセージが明確に打ち出されているのは、「大金持ちをランチに誘え!」(ダン・S・ケネディ著)です。18ページに、「思考」よりも「行動」とはっきりと書いてあります。

「大金持ちをランチに誘え!」についてはまたいずれ書こうと思いますが、これら2冊の著作に共通するのは、行動を妨げる心理的要因を重視している点です。失敗に対する恐れや、恥の感覚、人に依存するメンタリティなど・・・

「大金持ちをランチに誘え!」読了後、自分の人生は自分が決めるという意思のもと、行動あるのみ!という思いを強くした時と同様の感慨が、「頭で考える前に『やってみた』人が、うまくいく」読了後にもやってきました。

「頭で考える前に『やってみた』人が、うまくいく」はとっつき易い文章で書かれていますので、ビジネスに関心のある高校生・大学(院)生の方々がお読みになるのもいいかもしれません。

ところで、弊社で定義している「ビジネス・インテグリティーの12の力」では、人がインテグリティーをビジネスで発揮する際に必要となる力を12個置いていますが、その中に「ミッション設定力」と「即時行動力」があります。「ミッション設定力」とは自分のミッションを定めてかつ目の前の出来事をミッションと関連づける力を指します。「即時行動力」とは読んで字のごとくすぐに行動に移す力です。仕事で結果を出す人たちは、仕事への真摯さ(インテグリティー)を、「ミッション設定」や「即時行動」で体現・表出していると、弊社では考えています。

最後までおつきあいくださりありがとうございました。