年間研修計画時に押さえておきたいポイント(その1)

当欄にご関心をお寄せいただきありがとうございます。

年間研修計画を策定する際に、資料の内容に入れておくと後々の展開が楽になるポイントを以下にまとめました。

ポイント:「部署方針資料中のキーワード」や「決裁者の方が良く用いる言葉」を用いて、研修体系、研修プログラムをアピールする。

・研修体系や研修プログラム企画者の方にとって、年間研修計画の策定業務では、企画の決裁をいただくことが目的となっていると思います。一方で、決裁者の方の意識は「その研修体系や研修プログラムは何を狙いとしているのか」、「効果や今までとの変化、違いは何か」、「全社または部署の方針と当該の企画の関係は何か」という辺りにあり、双方の間に意識のズレがあることが散見されます。
・上記のズレがどのように現れてくるかについてですが、企画者の方は研修体系や研修プログラムの細部について資料の内容を詰めていき、これで大丈夫、と思って決裁者の方に話を通しにいくと、決裁者の方は上記のような意識をそのまま口にされるなどして、やり直し、となってしまうようです。
・そこで、資料作成時に、「部署方針資料中のキーワード」や「決裁者の方が良く用いる言葉」を用いて、研修体系ないし研修プログラムをアピールします。例えば、「この次世代リーダー研修の内容は、普段、部長がおっしゃっている『若手社員の活用』に関して、受講した若手社員たちがこの研修が契機となって、よりモチベーション高くリーダーシップを発揮して業務に邁進するようになるので、有用と考えられます」というようにです。
・当社の代表には、この方法を使って、5社コンペ、7社コンペという状況でも、顧客企業のキーパーソンの方が発するキーワードを営業段階でのヒアリングで読み取って、それらのキーワードを提案で活用し受注を勝ち取ってきた経験がございます。お勧めの方法です。

キーワードの活用と書いてしまえばそれまでなのですが、あくまでも決裁者の方の文脈に沿って提示するということが重要でして、決裁者の方のお考えと自らが提示する企画(提案内容)を言葉でハッキリとつなげましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
上記の内容がご好評ならば、年間研修計画時に押さえておきたいポイントを、もう少し当欄に掲載する予定です。ご感想やご要望をお待ちしております。
清水裕一