「当たり前のこと」が当たり前でなくなってきている今だからこそ、インテグリティー

実績・事例ご紹介

「業務で忙しい人のための」実践的な問題解決

「小難しい問題解決」ではなく、
「業務で忙しい人が使う気になり、かつ使いやすい」
問題解決の考え方と手法が受講者に伝わる。

以下、Q&A形式で弊社代表が事例紹介をしています。
問題解決の研修は世に多くあると思うのですが、コアインテグリティーの問題解決研修は、何が特徴なのでしょうか?
端的に言って「業務で忙しい人が使う気になり、かつ使いやすい」問題解決の考え方と手法を研修仕立てにしている点が特徴的だと考えています。
例えば、どのような点なのでしょうか。
一例を挙げます。よくある問題解決の研修では、「原因思考アプローチ」と「解決思考アプローチ」の両方を教えることをせずに、「原因思考アプローチ」に偏っている傾向が散見されます。そのことにより、実際に問題解決上で、行き詰ってしまうケースを、これまで何度も見聞きしてきました。「原因思考アプローチ」と「解決思考アプローチ」の両方が実践的な問題解決では必須なのです。
「原因思考アプローチ」と「解決思考アプローチ」とは、それぞれどのようなアプローチなのですか?
「原因思考アプローチ」は「原因志向アプローチ」とも言って、問題の解決に際して、原因の除去や排除が図れる解決策を選ぶというものです。「解決思考アプローチ」は「解決志向アプローチ」とも言って、問題の解決に際して、原因の除去や排除が難しい場合に、原因について「それはそれとして」解決に至れる解決策を選ぶというものです。
それぞれの例を教えてください。
例えば、プリンターにトラブルがあったとしましょう。そのトラブルの原因を、プリンター内部を見ていたあなたは、紙詰まりだと気づきました。この場合、解決策は詰まっている紙を取ること、つまり原因の除去をしてトラブルの解決を図るはずです。これが「原因思考アプローチ」です。これに対して、「解決思考アプローチ」の例を考えてみましょう。例えばあなたが営業パーソンだったとします。これまで懇意にしており、あなたの会社に多く発注してくれていた顧客企業が、ある時から受注が渋くなりました。その原因を追究していったところ、どうもあなたとやりとりしている担当者の上司が異動で別の人になったことで、決裁の判断基準が変わったことが分かりました。この場合、「原因思考アプローチ」だと検討が行き詰りませんか?
そうですね、まさか、その新しい上司の人をどこかに追いやってしまうなんてことは出来ませんね。そういう場合は、どう考えたら良いのでしょうか?
「解決思考アプローチ」で解決策を考えると、「新しい上司の方の、決裁の判断基準を詳細に把握し、可能な限りその判断基準に沿った形で営業上の働きかけをする」となるでしょう。原因については、「それはそれとして」解決策を考えてみました。
そうですね。しかし、それでは問題が解決しないこともあるのではないでしょうか。
問題が解決しないこともあるでしょうね。「解決思考アプローチ」が必要となるのは、「原因が変えられないもの、変えづらいもの」の時です。ただ、世の中を見渡せば、「解決思考アプローチ」などという言葉は知らなくても、まっとうな経営者の方は「解決思考アプローチ」で経営判断をされていると思います。

どういうことですか?
世界経済の動向や景気は、個々の企業から見ると「変えられないもの、変えづらいもの」です。普通は簡単には変えられないですよね。そこで例ですが、ある企業の売上・利益が減少したとして、その原因が明らかに世界経済の動向や景気の悪さにあったとしましょう。そこで、まっとうな経営者の方ならば、世界経済の動向や景気の悪さという原因については「それはそれとして」捉え、自社の経営を好転させるために何ができるかを立案し実行されると思います。それは「解決思考アプローチ」に他なりません。
確かにそうですね。ただ、だいぶ話が細かくなりました。コアインテグリティーの問題解決研修の効果について、端的に分かる事例か実績をお願いします。
はい、分かりやすい話にします。ある大手企業様で問題解決研修を実施するにあたり、まず複数の研修会社に声をかけ、それぞれ1回ずつ試しに研修を実施して、受講者評価が良い研修を本格採用するという事がありました。その機会を弊社もいただき問題解決研修を実施しましたが、弊社の問題解決研修への受講者評価が圧倒的に高かったとのことで、あっさり弊社の問題解決研修が本格採用となりました。
それはすごいですね。どういう点が高評価だったのでしょうか?
お客様によると、冒頭でお話しした、「業務で忙しい人が使う気になり、かつ使いやすい」問題解決の考え方と手法が高評価だったとのことでした。お伺いしたところによれば、どうも他の問題解決研修は、「学べば学ぶほど、受講者が、問題解決を難しく取り組みにくいものに感じてしまっていた」傾向が受講者アンケートから読み取れたそうです。
それは分かりやすい違いですね。研修内容としては、「原因思考アプローチ」と「解決思考アプローチ」を挙げられていましたが、他に内容面の特徴を、一つだけ挙げてください。
考えることと悩むことは明らかに別物なのですが、そこが混同されて、独りで考える際に、考えているのではなくてただ悩んでいるだけ、というケースが意外に多いのです。そこで、弊社の問題解決の研修では、悩むという「沼」にはまり込まずに、思考が上手に展開できるノウハウやコツを研修テキストの中に多く散りばめています。研修実施後のアンケートに「〇〇という内容が目からウロコだった」、「△△を決めて取り組むというのが、今まで自分は全く逆のことをしていたのでハッとさせられました。だから考えることが上達しないのかと、ものすごく納得しました。その点をはじめ、業務で使えることを多く学んだので、是非、試してみようと思います」等の受講者コメントがあると、「業務で忙しい人が使う気になり、かつ使いやすい」問題解決の考え方と手法が受講者に伝わったことが分かり、嬉しいですね。

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